高圧洗浄機ケルヒャー(K2、K3、K4)は水道に接続して給水が必要。
そして、コンセントに接続して電気の給電が必要。
水道と電気コンセントが近くにないと使えません。
給水タンク方式にする選択肢もありますが、取り扱いが難しく、水を貯めて持ち運び大変。
やはり、水道の蛇口に接続して心置きなく高圧水を散水したい。
高圧洗浄機を使用するために電気配線、水道ホースを延長必要な際の方法と注意点をまとめてみます。
高圧洗浄機への給水はホースリールが代用可能。
水道の蛇口から遠くでもホースリールを活用して広範囲で高圧洗浄機を使用可能。
要するにホースリール持っていれば高圧洗浄機は使用OK。
リンクの2つの組み合わせで、庭の水やりと、高圧洗浄の両方が賄えてお得ですね。
高圧洗浄機の構造|ケルヒャーK3サイレントベランダの場合(K2など他のシリーズも同様)
高圧洗浄機は水道に接続して給水をします。
水道の水を、高圧洗浄機で高圧に変えて、専用のトリガーガンから勢いよく水を出す構造です。
この水の勢いが強いのでベランダやデッキ、窓、車などの洗浄が可能になります。
当然ですが、高圧洗浄機には”水”と”電気”が必要です。
水道とコンセント、近くにありますか?
それぞれの接続の範囲内で高圧洗浄機を置いて使うことになります。
高圧洗浄機を使うためには”水”と”電気”が必要
①給水|高圧洗浄機の後のホースは専用の高圧ホース、給水のホースは普通のホースでOK
給水ホースはケルヒャーK3サイレントベランダには付いていません。別途購入が必要です。
ケルヒャーが販売する給水ホースは3m仕様です。水道に近いところに高圧洗浄機を置いて、使用する想定ですね。
高圧ホースがその分8m(K2の場合)や10m(K3の場合)と長いのですが、高圧ホースは硬くて取り回しが悪いという難点があります。
あと、家の周りを掃除しようとおもうと、8〜10mでも長さに不足を感じることもあります。
②給電|電源コードは長めの5m仕様
電源コードは長めに設定されています。
給水する水栓の近くに高圧洗浄機を置いて、電源は少し距離があるところから取ってくる想定でしょうか。
標準仕様の場合の高圧洗浄機設置場所の制約まとめ
- 高圧洗浄機ケルヒャーK3の電源コードの長さ・・・5m
- ケルヒャーの販売する給水ホース長さ・・・3m
この範囲に”水”と”電気”がなければ、どちらかの線を伸ばす必要があります。
給水ホースの延長|ホースリールで代用可能、延長した先で接続OK
高圧洗浄機は水道の水圧を強くしてくれます。
なので、高圧洗浄機への給水は普通の水道ホースで大丈夫なんです。
普段、花壇やプランターなどに水やりをしている普通のホースと同じでOK。
よく家庭で使用されているホースリールを上記に商品リンク貼りましたが、この写真のものを既にお持ちであればそのまま給水に使えます。
給水ホースは普通のホースで大丈夫
すでにホースリールを使っている方は、ホースリールの給水ホースでOK。
ホースリールの先端のシャワーヘッドを外して、高圧洗浄機に接続すれば給水準備のセット完了です。
写真の通りちゃんと高圧洗浄機に接続されているでしょ!
給水ホースはホースリールで伸ばすことが出来るので、コンセントの近くに高圧洗浄機を置いて使うことが出来る様になります。
給水ホースが長いと高圧洗浄機が使える範囲が広がるのでとても便利です。
電気配線の延長|延長コードで良いが、長さと線の取り回しに注意
電気の給電は近くにコンセントがなければ、延長コードを使うしかありません。
ただし、高圧洗浄機は消費電力が大きく(ケルヒャーK3サイレントベランダで消費電力1300W)、延長コードの選択に注意が必要です。
高圧洗浄機の近くで使用するので、防水にも気を配った方がよいです。
屋外用を選択することをオススメします。
- 交流100V定格15Aのコンセントを単独で使用すること
- 延長コードは最長10mまで
- プラグ及びソケットが防水仕様を使用すること
- ドラム型延長コードを使用する際は全て引き出して使用すること(ドラムにコードを巻き付けたまま使用しない)
水道蛇口と電源が離れている場合|給水ホースを伸ばしてみた
水道蛇口と電気コンセントが遠くにある場合、給水ホースと電気配線、どちらを延長した方が良いか?
この問題は各家庭で条件が違いますね。
先に説明した給水ホースと、電源ケーブルの注意事項にあうものがあるか。
ご家庭にお持ちの道具で探してみると良いと思います。
我が家の場合、給水用のホースリールを既に持っていたので、ホースリールを給水ホース代わりとして使用しています。
説明の通り、延長しても使うことが出来るので、高圧洗浄機の届く範囲も広がり快適です。
まとめ|給水と給電をうまく延長して楽しい高圧洗浄ライフを満喫。水道蛇口が家の中にしか無い場合も、ホースリールで延長すれば高圧洗浄機に給水可能
給水ホースはホースリールで伸ばして高圧洗浄機に使用可能です。
ベランダの水道蛇口と電気コンセントが離れている場合、給水ホースは短いホースではなく、ホースリールで代用することを強くオススメします。
また、家の周りの隅々まで高圧洗浄機で掃除したいけど届かない、といったお悩みにもホースリールです。
ホースリールで高圧洗浄機の置き場を移動できれば、高圧洗浄機のホースが届く範囲も広がりますね。
長い給水ホースは、家庭にあるホースリールで代用可能!
電気の延長は、色々と普段気にしない制約が多いので注意。
今回まとめた注意点を踏まえ、しっかりと取り扱い説明も確認して、充実の高圧洗浄ライフを送って欲しいです。
(さらに利便性を持たせたければ、自給用ホースと自給用バケツを使用するしかないですが、水を溜めて移動するのは大変なので、私は諦めました。そこらへんは好みで)
ではまた
おまけ_水道蛇口がベランダ、庭に無い場合|洗濯機用の水道蛇口+ホースリールがオススメ
給水用のホースを接続する水道蛇口が外やベンラダに無い場合は、家の中の水道に接続する必要があります。
キッチン、洗面台、お風呂に接続しやすい水道があれば、ホースリールをつないで活用しましょう。
家の中の水道にホースリールを接続して、外まで伸ばせば使えます。
キッチン、洗面台、お風呂に接続しやすい水道があれば、ホースリールをつないで活用しましょう。
とはいえ、近年は標準的な蛇口はホースを取り付けられる様な形状は少なく、接続できる蛇口が少ないのが実状です。
そんな時は洗濯機用の水道蛇口を使うのがオススメです。
洗濯用の蛇口は、昔ながらの接続仕様になっている事が多く、ホースリールや高圧洗浄機の給水ホースの接続に便利です。
写真は我が家の洗濯機蛇口です。皆さんのご家庭も同じ蛇口と同じ接続アダプターが付いているのではないでしょうか。
この接続だけを交換してホースリールに接続すれば、ベランダや庭にまで水を出すことが可能になります。
洗濯機用蛇口のアダプターニップルをいちいち交換するのが面倒な人は分岐栓がオススメ
洗濯機に接続されているホースを、毎度抜いてホースリールと接続が面倒だな。と思った方。
このホース自体を二股の分岐栓にすることも可能です。
洗濯機への接続側の線を、散水用に分水できる分岐栓がタカギから販売されています。
上の写真の洗濯機側に接続しておけば、高圧洗浄機を使いたい時にすぐ給水ホースを接続可能になります。
元々は散水ホースの接続用なので、散水ホースリールの給水用としても活用できますね。
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