近年の暑い夏にエアコンは必須です。
久しぶりにエアコンを運転するとカビ臭い・・・
ということで、自分で掃除できるグッズを比較してみました。
掃除グッズ|アース製薬「エアコンの防カビ・スキマワイパー」/コパ・コーポレーション「エアコン専用ブラシ・ファンファン」
エアコン掃除はスプレー洗浄材が有名ですが、最近のエアコンはロボット掃除機など電気部品が多く張り巡らされていて、注意して使用しないと故障リスクも高くなっています。
エアコンの風を送り出すファン(シロッコファン)の吹き出し口を掃除する道具2つを使って直接掃除を試みることにしました。
どちらも吹き出し口から差し込んで、ファンの周辺を掃除する構造になっています。
「エアコンの防カビ・スキマワイパー」 | 「エアコン専用ブラシ・ファンファン」 | |
---|---|---|
製造メーカー | アース製薬 | コパ・コーポレーション |
全長 | 38cm | 27cm |
ワイパー部|長さ | 18cm | 18cn |
ワイパー部|幅 | 0.2cm (2mm) | 2cm |
ワイパー部構造 | ポリエステルシート(使い捨て) | ポリエステル毛(接着済み) |
ウエットシート(汚れ掃除、除菌、防カビなど成分) | 清掃ブラシ、特に洗浄成分の塗布なし |
エアコンの状態|吹き出し口奥のファンにはカビがいっぱい・・・
実際に掃除するエアコンの状態を撮影してみました。
事前準備として、以下お忘れなく。
✔️ コンセントを抜く(感電の恐れがあるので、絶対にコンセント抜くこと)
✔️ ファンが見えるようにフラップをゆっくり開く(無理矢理開いて壊さないように注意)
閲覧注意|エアコンのファンのカビの状態
お見苦しい写真になるので、ご注意ください・・・
残念ながらエアコンのファンの掃除は難しく、数年使っているご家庭のエアコンファンはカビで黒ずんでいることが多いです。
掃除1|アース製薬「エアコンの防カビ・スキマワイパー」
アース製薬「エアコンの防カビ・スキマワイパー」には専用ワイパーと使い捨てシートが4枚入っています。
シートは個装されていて、各種溶剤が浸透したウエットシートが入っています。
組み立て方法
取り出してセットした様子は写真の通りです。専用ワイパーには突起が設けられており、専用シートの切れ込みに通すことで固定されます。
掃除のしやすさ
掃除していきます。
持ち手の部分が長く、シート部が薄いため吹き出し口に差し込み易いです。
エアコンのファンの奥にまで差し込めました。
奥側のシートはこの通り、真っ黒になりました。
手前側(ファン側)も汚れがついています。
掃除の手応え|良い点…エアコン本体の奥まで掃除できる
エアコンの奥側にワイパーが届くので、見えないところまで掃除できます。
掃除シートも真っ黒になるので、掃除効果の手応えあります。
ある程度掃除すると真っ黒になってしまいますので、シートを取り替えて繰り返し掃除が必要です。
繰り返しても黒ずみ付いてくると、こんなに汚れていたのか!とびっくりします。
見えないところ、すごい汚れていたんだね。
掃除の手応え|心配な点…ファンの隙間は掃除し切れない
非常に薄いシートなので、シロッコファンの形に沿って掃除をすることができません。
表面に付いている汚れは取れますが、内側に入り込んでいる部分のファンは残念ながら掃除しきれなかったです。
掃除2|コパ・コーポレーション「エアコン専用ブラシ・ファンファン」
ユニークなネーミングの掃除道具「ファンファン」は洗浄成分などは付いていません。
使用方法にも”水で濡らして、送風口に差し込み、こすって汚れを落としてください”とあります。
要するにエアコンの吹き出し口を掃除するのに適した雑巾棒、といった構造です。
組み立て方法
特に組み立て不要です。写真のまま入っています。
掃除のしやすさ
掃除していきます
持ち手の部分が短いので、奥まで差し込むのにフラップが邪魔になりました。
フラップは頑張れば取れるので、掃除の際に取り外すと奥まで掃除はできました。
掃除のシートが付いている部分はステンレス製になっているため、固いです。そのため、しっかり力を加えて掃除可能です。
掃除の手応え|良い点…ファンをしっかり掃除できる
ワイパー部のポリエステル部に厚みがありフワフワとしているため、ファンの掃除には適しています。
中性洗剤を少しつけてファンを掃除するとファンの内側まで掃除できている手応えありました。
ファンを雑巾拭き出来るイメージです。
ある程度掃除すると真っ黒になってしまいますので、シートを取り替えて繰り返し掃除が必要です。
ワイパーに汚れが溜まったら、水洗いして繰り返し掃除かのうです。こんなに汚れていたのか!とびっくりします。
見えないところ、すごい汚れていたんだね。
掃除の手応え|心配な点…エアコンの奥は掃除できない
ワイパー部が2cm程度と厚みがあるため、エアコンのファンとエアコン吹き出しの隙間に差し込むことができませんでした。
ファンの裏側までは届きません。
比較結果|比較の2本の掃除対象箇所は別でした。両方使って掃除することでエアコンは確実に綺麗に。
似ている2つの商品の比較をしましたが、2本の掃除対象箇所が別という結論です。
2本をうまく使って、それぞれ得意な掃除箇所を綺麗にすることでエアコンは確実に綺麗になります。
うまく使いこなしていこうと思います。
アース製薬「エアコンの防カビ・スキマワイパー」の得意な掃除
薄いシートでファンの奥側までしっかり掃除
コパ・コーポレーション「エアコン専用ブラシ・ファンファン」の得意な掃除
厚いシートでファンの隙間をしっかり掃除
まとめ|エアコン掃除の頻度はこまめに。定期的にプロのクリーニングにも依頼が必要。
カビが発生する要因
エアコンは冷風を出すために低温になります。
そして、低温になった空間に内部ファンで空気を取り入れて、放出することで冷風を放出します。
この低温になることで、内部は湿気を溜めて、結露し易い構造になっています。
カビが発生し易い理由もこの結露にあり、構造的に避けられません。
① 結露しないように注意する
👉エアコンを切る前に、送風に切り替えてエアコン内部を室温に戻す。
② こまめに内部の掃除を行う。
👉カビが増えるのを防ぐ。
プロのクリーニングに依頼する
フィルター掃除、内部ファンの掃除を部分的に行うことは可能ですが、手の届かない内部の清掃は個人では難しい。
いくら頑張って個人で清掃しても、エアコン内部に掃除しきれない部分があると、カビは残ってしまいます。
その後の掃除をさぼれば、あっという間にカビは再度繁殖してしまいます。
定期的にプロのクリーニングに依頼して、手の届かないホコリやダニを綺麗にするのが一番です。
プロのクリーニングであれば、内部の洗浄と防カビ処理も同時に依頼できます。
安くない依頼にはなりますが、家の空気が変わります。
フィルター掃除、紹介したファンの掃除、両方やってもエアコンの匂いが残る様でしたら、プロのクリーニングも検討してはいかがでしょうか。
家に来てもらう必要があるエアコン掃除、信頼できる大手メーカーを選ぶ|カジタク(安心のイオングループ)
エアコン掃除を躊躇する理由の必要に、家に来て作業してもらう必要がある点ではないでしょうか。
リビングや寝室に置かれているエアコンを掃除するためには、当然リビングや寝室に掃除メーカーの方を招き入れる必要があります。
だからこそ、エアコン掃除だけでなくサービスマンとしてしっかりと教育されている方に来て欲しい、と考えて当然です。
大手メーカーであれば、クリーニング技術はもちろん、サービス対応も安心できます。
我が家のエアコンは掃除できる?しっかりとした教育プログラムがあるメーカーを選ぶ
エアコンは多くのメーカーから販売されています。
パッと思いつくメーカーでもダイキン、三菱、パナソニック、日立、シャープ、日立と6社以上。
その上、近年は中国メーカーや家電メーカーオリジナルなども販売されており、依頼のエアコンクリーニングメーカーが掃除できるか不安になります。
また、近年のエアコンは掃除ロボットなど機能面での進化も増えていて、分解掃除をする上でますます知識が必要になってきています。
そう言った意味でも教育プログラムがしっかりあって、経験豊富な大手メーカーさんが安心です。
一律料金で安心|明朗家計のメーカーを選ぶ
エアコンにはさまざまな機能が搭載されていて、機能によって分解と洗浄に手間暇かかることがあるようです。
私が以前依頼したサービス業者さんは我が家のエアコンを見て、エアコン機能と汚れから割り増し料金を請求されました。
来てもらって断るわけにもいかず掃除していただき、エアコンは綺麗になりましたが気持ちはモヤモヤしました。
明朗会計が安心です。
防カビコート無料|定期的なクリーニングは必要、だからこそ防カビコートしておく
防カビコートが必要か、不要か?議論になる点です。
私の意見は必要です。
そもそも今回の掃除体験記事の通り、エアコンには必ずカビが発生します。
だからこそ運転の工夫(運転後の送風)や家庭でできる簡単な掃除(フィルター掃除)を行うことが大切です。
そして、エアコンから綺麗な空気が出る期間を伸ばして、定期クリーニングの期間を伸ばしてあげることが望ましいです。
防カビコートもしておくことで、エアコンを綺麗に保つことができる期間が伸びれば、長期的にみてエアコンクリーニングの回数も減り、お得な選択になり得ます。
オススメのエアコンクリーニングメーカー|カジタク
以上のポイントを抑えるメーカーはイオングループのカジタクと考えました。ご参考ください。
ではまた。
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