肩に乗せて使うスピーカー『ネックスピーカー』ってどうなの?イヤホンとの違い、周囲の人の騒音にならない理由解説

肩に乗せて使うスピーカー『ネックスピーカー(首かけスピーカー)』って音漏れするんでしょう?うるさくないの?

じゃまにならないの?重くないの?

まだまだ馴染みの薄いガジェットです。

我が家で購入して3ヶ月使った感想、レビュー。使い方と便利なポイントを解説します。

目次

ネックスピーカーってどうなの?何が良いの?音の仕組みと合わせて解説

イヤホンはヘッドホンに比べて馴染みの薄いネックスピーカー。

どういったものなのか?簡単に言えば、肩にかけて耳元で音が聞こえる小さなスピーカーです。

イヤホンやヘッドホンのように耳を塞ぎませんので、耳に違和感がありません。

イヤホンやヘッドホンが苦手な人でも、個人的な音楽空間を楽しむことが出来ます。

音が聞こえる原理は空気の振動|TVの音がうるさい理由は音源が遠いから

音は空気を振動が伝わって耳に届くことで聞こえます。音の波が広がっていくとイメージしてください。

強い波ほど大きな音になり、音の大きさは遠くにいくほど弱まります。

つまり音源から近いほど音が大きい、遠ざかるほど音が小さくなるわけです。

図解①_テレビの音がうるさい理由|テレビは音源が遠いので部屋全体に音を伝えるから

当然ですが、TVの音は部屋にいる人たちにほぼ同じ音量で聞こえます。

図解の通り、TVはある程度の距離の位置に置かれています。遠くの人に音を届けるため、TVの音は大きくなります。

図解のように娘がTVの音を聴いて踊る時、周りの人も同等の大きさの音を聴こえてしまうことになります。

① TVが遠いので部屋にいる人皆が同じ大きなの音を聞きます
(騒音値はイメージです。)

音は音源から遠ざかるほど静かになっては行きますが、大きな音量である事に変わりはありません。

音を小さくするためには音源を小さくしかない|ネックスピーカーの原理

ネックスピーカーはこの”音源に近いほど音が大きい、音源から遠ざかるほど音が小さい”という原理をうまく利用したガジェットです。

ネックスピーカーを首にかけると、耳の下にスピーカー部分がきます。

このスピーカー部分から小さな音しか出ませんが、ネックスピーカーをかけている人には大きな音に聞こえます。

少し離れてところにいる人にはスピーカーの音が小さくて聞こえない。という原理です。

図解②_ネックスピーカーを使って音楽を楽しむ説明図

② ネックスピーカーをしている人だけが大きな音に聞こえます
(騒音値はイメージです。)

ネックスピーカーを使うと、スピーカーと耳との距離は10cm程度に落ち着きます。

音漏れに敏感な人は気づくかもしれませんが、稀な例だと思います。

首にかけて耳元で音がなるので、スピーカー自体から出る音は非常に小さい音だからです。

この距離で聞こえる程度の音を出せば事足ります。

そのため、距離をとっている家族にはあまり聞こえないという仕組みです。

ネックスピーカーは実際に使っている人以外には静かです。

標準的なイヤホンを耳に付けていない状態で音を出しても、あまり気づく人はいませんよね。同じ仕組みと思ってください。

【まとめ】ネックスピーカーのメリット・デメリット|周りの人はうるさくないの?

TVやタブレットなどのスピーカーの音に比べ、ネックスピーカーは付けている人だけに音を届けるコンセプトです。

周りにもささやき声レベルの音が聞こえます。

音量は十分静かになります。

また、Bluetoothでスマホやタブレットに簡単につなげることができます。

好きな音楽は動画を気兼ねしないで楽しむことができます。

ネックスピーカーはイヤホン、ヘッドホンとは違う第3のウエアラブルスピーカーです。

イヤホン、ヘッドホンとは異なるメリット、デメリットをまとめ。

メリット

・周りの人には静か

・長時間使っても耳が疲れない

・子供の視聴コンテンツを、静かな音でチェックできる

・マイクもついているのでテレワークやWeb会議でも有効に使える

デメリット

・イヤホンやヘッドホンに比べるとやっぱり音漏れする

・首かけの違和感が苦手な人もいそう

静かにTVや動画を楽しんでもらうのに便利なカジェットです。

子供の細い首には、小さいタイプのオーディオテクニカの「AT-MSP300BT」がコンパクトタイプでオススメです。

我が家では小学2年性の娘が一番使用しています。

リモートワークの時は、動画視聴している娘が近くにいてうるさくないので、仕事も捗るし安心です。

娘としては車に乗る際に、好きな音楽を楽しめるのがお気に入りのようです。

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