イライラ集[き]:ギャンブルに依存するべからず

ギャンブルは楽しみの範囲で。家族に理解を得られる範囲で。

ギャンブルをしない人にとって、ギャンブルの武勇伝はどうでも良い話でしかないです。気を付けて下さい。気を使って下さい。

だんながギャンブル依存気味であれば大変ですよね。

男性同士も友人、知り合いがギャンブル好きで、年中ギャンブルの話をされると相手に疲れます。

距離を取りたくなります。そんな経験をした事がある筆者が過去の愚痴半分で書かせていただきます。

目次

イライラ集[き]:ギャンブルに金を使いすぎるべからず

ギャンブル好きな人って勝った時の話、したがりますよね。

あれ、ギャンブルをしない人にとって迷惑なのでやめた方が良いです。やめてください。

特に、奥様にとっては家庭の事を放っておいた時間の話という事になります。そして勝った金額の倍以上負けているんでしょ?と確信に近い疑念がよぎります

共有の趣味でない相手には、ギャンブルの話は慎んだ方が良いです。

ギャンブル依存について

厚生労働省のホームページには依存症の定義と実情について示されています。

ギャンブルに限らず、アルコール、ゲーム、など依存症になると、何よりも優先してしまう思考になってしまいます。

仕事、家庭、健康、など優先するべき事柄が依存対象にすり替わり、生活が乱れてしまう病気と定義されています。

自分で分かっているがやめられない、家族が依存症になっているが本人は自覚していない、そんなときは各種相談窓口があるので早めに相談する方が良いです。特に金銭トラブルにまで至っている人は、怖い人に追い回される前に。

ギャンブル等依存症の管理チェックツール

4つの項目のうち、2項目以上あてはまる場合は、ギャンブル依存症の可能性があります。

  • ギャンブルをするときには、予算や時間の制限を決めない、決めてもまもれない
  • ギャンブルに勝ったときに「次のギャンブルに使おう」と考える
  • ギャンブルをしたことを誰かに隠す
  • ギャンブルに負けたときにすぐに取り返したいと思う

いずれのチェック項目も、生活の第一優先にギャンブルが来てしまっていると感じます。

依存症対策解説の中に、依存症とは『やめたくても、やめられない』状態、とあります。こうなると病気と同様に治療が必要であり、適切な支援が必要になります。

もしも回復を願う相手であれば、適切に支援してあげるためにも、家族などの関係者だけで抱え込まず、第三者への相談が大切です。

ギャンブル依存の実情

こちらも厚生労働省の『ギャンブル等依存症対策推進基本計画【概要】』の引用です。

  • ギャンブル依存症と疑われる割合・・・成人の0.8%
  • 平均年齢・・46.5歳
  • 男女比・・・9.7:1

平成 28 年度から平成 30 年度までの3か年の調査研究で、平成 29 年9月に中間とりまとめ結果を公表。
引用:https://www.mhlw.go.jp/content/12601000/000520870.pdf

ギャンブルをしない私の考え|思い出し愚痴

ちなみに私はギャンブルをしません。理由となった思い出話を書かせてもらいます。

学生の頃まで特に縁なく過ごしました。社会人になって、いつも儲けを自慢してくる先輩の誘いに断りきれず、スロットに連れて行かれました。

断りきれずにスロット店に同行しましたが、入店時点で後悔しました。まず、店内はタバコの臭いが充満していて臭かったからです。スロットの台を叩いているおじさんがいました。怖かったです。

そしてお金はあっという間に無くなりました。初心者が勝てる様な甘い世界でななかったです。2万円が数十分で無くなりました。ショックでした。先輩にはビギナーズラックを信じて頑張れと言われました。もっとお金を使わなければ大きな勝ちは得られないと諭されました。意味がわかりませんでした。先輩方が打ち終わるまで、大人しくタバコ臭い休憩スペースでぼんやりとすごしました。

結局その先輩も負けていました。いつも勝っている話して来ない先輩であったのに。今回はたまたまかな?とは思いませんでした。いつも負けてるのだ、と気づきました。普段の自慢話はたまたま勝ったときの話だけを大きく言っているだけ。と確信しました。その先輩と仲間たちはみんなでレジャーとして楽しみ、勝ったり、負けたりしているのだな、と知りました。そして稀に勝った時の快感だけを本当の自分と認識し気持ちよくなっているのだなと悟りました。

お互いに良い思い出だけを語らい、生暖かい話して盛り上がったり、それが楽しいのであろうなぁ、と思いました。

面倒臭い人たちだなぁ、私はギャンブル関係で交流広がなくてもいいかなー、と思いました。

それに、私にとってお金を失うのと同じくらい、タバコの充満する空間が苦痛でした。付き合いで行くには苦痛すぎました。金銭的な問題だけでなく、タバコが苦手で長時間煙を吸うと体調が悪くなる、という理由が私にとって幸運であったと思います。それ以来、誘われても色々と理由をつけて断り続けました。

そしてある日、先輩の先輩がギャンブルで作った借金の支払いに困っているので、お金を貸してあげられないかと相談を受けました。

「君なら(私のこと)ギャンブルもしてないから、溜め込んでいるでしょ?」と言われました。

いやいや、おかしいでしょ。と思いました。普段、さんざんギャンブルで勝ったと自慢してくるあなたたちが、いざという時なぜ私に金を借りようとする訳?あなたたちの仲間内で貸してあげなよ、と思いました。しかも借りた金を返せなくて、一時的に貸して欲しいと?返ってくる訳ないじゃん。と思いました。

当然、丁重にお断りしました。そして2度とギャンブルには近づかない事に決めました。

とまあ、最初にネガティブな思いをたくさんしたお陰で、もう2度とギャンブルには近づかないと決める事が出来ました。そのときお金を貸さなかった20代前半の自分の正しい判断を誉めてあげたいです。

その後も相変わらず、勝った時は自慢をされ、誘われもました。借金のお願いしてきたくせに図々しいなと思いました。そんな図々しい相手なので、あまり気を使う必要ないと悟りました。断る際に無理に理由を付ける必要もないときっぱり断れるようになりました。

勝てる気がしないんで。(ギャンブルに使う)お金ないんで。ギャンブルは卒業しました。タバコの匂いが苦手なんで。などと言ってきっぱり断り続けた結果、だんだんと誘われなくなりました。

ギャンブル、遊び、飲み会、など色々なお誘いがあり、時には気乗りしない時もあります。そんな時は断固たる意思で断れば、断れる。変に理由を付けても面倒なだけ。と若い時に学ぶことが出来たことも良かった点かな、と思っています。

そんな訳で、ギャンブルと距離を置いて過ごす事ができる様になりました。

おかげで、その他の遊びや習い事、活動に時間を使う事ができました。そして、同じ価値観の奥様と結婚出来ました。

しっかりとギャンブルに距離を置けた事が、今の私の幸せにつながっているかな、と感じています。

奥様が怒るのはどんな行動?

ギャンブルは楽しみの範囲で。

生活費を圧迫させては絶対ダメです。「生活費を渡さない」ことは、女性側の離婚理由の2番目に上がります。

生活費を渡さない

ギャンブルにお金を使い過ぎては、一緒に生活を続けて良いのか不安になります。

ギャンブルに時間を使いすぎる

パチンコ、スロットは時間を費やす活動です。家事をする時間はないと言う割に、ギャンブルをする時間はしっかり確保されている。といった生活になっていたら要注意です。

ギャンブルの自慢話をする

人のギャンブルの話は退屈です。ギャンブルを好きな人同士で話して下さい。

だれかれ構わず話をしても嫌われるだけですよ。

人のお金を当てにする、借金をする

借金をして、ギャンブルで増やし、借りた分を返し、自分も得をする。

そんな考えはうまくいきません。1回うまくいっても、続きません。

嘘をついてギャンブルをする

後ろめたい気持ちから、ギャンブルをしていないと偽って続ける。

最終的にどうしても金策が出来ず、首が回らなくなってから、周りの人に助けを求め、迷惑をかける人を私は見た事があります。

非合法なギャンブルに手をだす

ダメ絶対。

ギャンブルの大前提

ギャンブルは主催者が設けます。そうでなければ商売として成り立ちませんからね。大きく見れば参加者の負けは揺るぎないです。その中で、少し勝つ側と負ける側に振り分けられるだけです。

遊びと割り切ってお楽しみになられるのであればよろしいかと存じますが、勝とうとうか、身を立てようとか、そういったお考えはお捨てになさった方が良いと思います。

特に、公営ギャンブル(公営競技)は、対象の魅力と予想の楽しみを味わうものとされています。一生懸命競技する対象と寄り添い、ときに予想が的中することで味わえる一体感を楽しむ。レジャー、文化として楽しみを見出せる方が許される高尚な行為と定義つけされていると存じます。

まとめ

ギャンブルのゲーム性にひかれ、たしなむ程度にお楽しみ成さる分には宜しいかと存じます。

競馬や競輪など勝負の世界の物語は惹かれるものがありますし、詳しい人にお話を聞くと興味深い話も多く面白いです。

しかしながら、短期的なお金儲けを目的にのめり込んでも勝つ可能性は低いのが世の常です。

使ってはいけないお金に手を出す、人様からお金を借りてまで賭け事に興じる、といった行動は家族や友人を遠ざける結果を招きかねません。

私の過去の苦い経験から、単なる私の愚痴のような文書になってしまいましたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

ではまた。

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