偉そうな態度を取る人は嫌われます。家庭において仕事、家事、育児の役割分担をだんなの身勝手な物差しで優劣を決めたり、偉そうにされたらムカつきます。
度が過ぎると家庭内でも立派なモラルハラスメント(モラハラ)になります。
「嫌われる言動」を理解して、穏やかな気持ちを持つ為のストレスや相互不理解の解消方法を考えていきます。
奥様のイライラ、奥様の機嫌が悪くなる時
偉そうにされたらどんな相手でも腹が立ちます。だいたい、本当に偉い人は偉そうにしません。謙虚です。
特に、だんなから日頃の行動が全然伴っていない事を言われたら凄く腹が立ちます。
例えば、共働き夫婦の平日の育児時間、男性は1時間未満が65.9%、女性は2~4時間が45.4%。にも関わらず育児について偉そうに何か言ってきたら、腹が立つに決まっています。
イライラ集[え]:偉そうにするべからず

偉そうにするべからず。
自分は仕事で疲れているアピール、家事や育児の細かい指摘(自分は何もしない)、などは聞くだけでイライラします。

ああうるさい、この場から消えて欲しい
イライラするだんなの言動
偉そうなだんなの言動って、家庭内だけでなく友達付き合い、仕事付き合いでも嫌われますよね。離婚原因データなどを見ると、普段の生活では我慢することを、家庭内ではやってしまっている。奥様への甘えが増長して偉そうな言動になってしまっている様に感じます。
・決めつけた物言いをする。
・とにかく高圧的。
・自分の事は棚に上げ、相手を攻撃してくる。
・自分だけ苦労しているアピール。
・モラハラをする。
・自分が優位に立っている点だけを強調する。
具体的にこんな旦那は嫌だ!上げていきます。
人の話を聞かないだんな
口を開けば自分の話ばかり。会話が成り立たない人、嫌ですよね。
奥様が話題を変えれば、途端に興味を失うか、類似の自分の話題にすり替えてとにかく自分、自分。



オレオレオレ!



話を聞いて・・・
過去の栄光にすがるだんな
過去の栄光は過去の事です。中学校のときに部活動で活躍した過去なんてどうでもいいです。



昔はモテた・・・



クソどうでもいい😀
武勇伝を語るだんな
ケンカ、悪事、モテた過去。全て偉そうに語る内容ではないですが、好きな人いますよね。友達としても付き合いたくないです。



先生殴ったことある



なんで自慢できるのかがわからない
ギャンブル自慢するだんな
スロットでいくら勝ったか。そのストーリー、全く興味ないです。



最後の1万円を突っ込んで大逆転!5万円勝った!!



どうせ、普段はその倍以上負けているんでしょ
会社の苦労をアピールするだんな
自分はこんなに頑張っている。苦労している。疲れている。相手をするのが疲れます。褒めて欲しいのか?おっさんを褒めるような暇な時間は誰も持ち合わせていません。
そもそも、そういった話を熱心にする人って、愚痴言っている時間長いですよね。そうやって一生懸命愚痴を言っているだけの何もしない時間を無くせ。と強く言いたい。



オレだけ大変、疲れた、家事をする元気ない・・・



みんな頑張って生きているのよ
友人や知人の自慢をするだんな
知らない人の話は、よほど面白いエピソードが無いと聞いていて辛いです。



その人知らない、興味ない。
モラハラしてくるだんな
夫婦の稼ぎを比較して、偉そうにしてくる。家事、育児に口は出すが、手は出さない。とにかく自分が偉く、相手は偉くないと決めつけた態度を示す。



ガーガー



・・・
偉そうな態度は離婚原因に
離婚理由の順位、令和2年度 離婚申し立て統計から見るNG行動
女性側の離婚の理由として1番多いのは『性格が合わない』、2位『生活費を渡さない』、3位『精神的に虐待する』です。データは令和2年度の家庭裁判所への申立の動機別の集計になります。グラフで見て分かる通り女性の申し立ての方が多いです。夫15,500件、妻43,469件です。
3位の精神的な虐待。モラハラですね。


離婚理由3位 モラハラとは
モラルハラスメントは厚生労働省『こころの耳(働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト)』で以下の様に解説されています。
言葉や態度、身振りや文書などによって、働く人間の人格や尊厳を傷つけたり、肉体的、精神的に傷を負わせて、その人間が職場を止めざるを得ない状況に追い込んだり、職場の雰囲気を悪くさせることをいいます。パワハラと同様に、うつ病などのメンタルヘルス不調の原因となることもあります。
解説内容は職場の話ですが、家庭内でも同じ定義が出来ます。相手が嫌がる事をする、肉体的、精神的に傷を負わせることはハラスメント(いじめ、虐待)に当たります。家庭内での事例は、第3者がいない分、追い詰められたら逃げ場がなく辛い状況になる事は容易に想像できます。
偉そうにしないための対策
偉そうにする人は自分の事が見えていない事が多いです。もし当てはまる場合は対策を検討しましょう。
偉そうな態度に出やすい時、こんな時は要注意
- ストレスを抱えている
- 余裕が無い
- 周りが見えていない
- 自己愛がとても強い
対策①ストレスを解消する
家庭で偉そうな人が、家庭の外では良い顔をする。職場ではストレスを溜め家庭で発散している。そういった事例を見聞きする事があります。
ストレスの解消はどうすれば良いか。私は『超ストレス解消法』(鈴木祐)を参考に以下の3点を心がけています。タイトルの通り100の科学的メソッドがあるので、生活に取り入れられるものが必ずあるはずです。
食事
地中海式の食事を意識。魚、野菜を多く食べる。発酵食品を多く食べる。
酒は飲まない。清涼飲料水は買わない、飲まない。ジャンクフードは避ける。
※本の中では各種食材の摂取量推奨も記載あり。
腸内細菌を整える
発酵食品を意識して食べる。プレバイオティクスのサプリを取る。腸内環境のコンディションは脳の働きをも左右するため、腸内細菌の多様性を増やし、元気にさせてやるべし。
※本の中では複数サプリの商品紹介もあり。何を買って良いか分からないのでありがたい。また、体に合うものが探せるように、複数の種類が紹介されているのもありがたい。
自然に身を置く
太陽光を浴びる、森林や公園など自然に触れる時間を増やす。休日は家族で公園にいきましょう。自然に身を置く時間が長いほど、ストレス解消効果が得られます。遊びまわるもよし、ぼんやりと過ごすもよし。
対策②毎日の家事を決める
ちょっと家事をしただけで偉そうにするだんなはどんな心理なのでしょうか。私の経験上、稀にやるから偉そうにするのだと思います。



忙しいオレ、でも家事するオレ。えらい?



うざい・・・
家事をやるというからには、任せきりでも可。という安心感が必要です。面倒でも忙しくても毎日やりきることの苦労を分かち合う。そうすれば偉そうな態度にはならないのではないでしょうか。
確実に時間を確保できる毎朝の家事を推奨します。そうすれば日によって家事をしない、なんてことは無くなります。奥様も朝は忙しいので、だんなを必要な存在として認めてくれるのではないでしょうか。
- 皿洗い
- ゴミ捨て
- 子供の髪を結ぶ
- 布団をたたむ、ベッドメイクする
- コーヒーを淹れる



朝は家族が顔を合わす大切な時間
対策③奥様の家事と育児の時間を知る
冒頭に触れた通り、共働き夫婦の平日の家事時間は、男性は1時間未満が60.8%、女性は1時間未満が13.3%。2~8時間の範囲に51.2%です。
育児時間、男性は1時間未満が65.9%、女性は2~4時間が45.4%です。育児の時間は奥様の方が圧倒的に長いのが実状です。
育児と家事、両方ともに奥様の比率が高いです。データから、たいていのだんなは奥様より家事、育児の時間が短いはず。奥様と話し合って、その差が明確になれば、偉そうには出来ないのではないでしょうか。
まとめ
離婚申し立て統計の通り、旦那の奥様の申し立て件数は、奥様の方が2.8倍も多いです。つまり奥様の方が2.8倍不満を抱えている人数が多いという事だと思います。
偉そうにして、気持ち良くなっている様では、奥様の不満は察知出来ません。家事はろくにしないのに、正しい事を言っていると思って気持ちよくなっていると三下り半を突き付けられる危険があるので、注意していきましょう。
ではまた。
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