かぶれるお面作り方。風船と紙で簡単に作れる張り子の親子工作。

手作りでオリジナルの鬼の被り物のお面の制作解説。

風船、紙、のり、絵の具で簡単に作れます。

作り方を知っておけば、保育園での工作、文化祭、ハロウィンでの仮装にも重宝します。

目次

準備するもの|新聞紙、和紙、風船がベース

準備するものを材料、道具に分けてあげています。

基本的には100均で集まる道具で大丈夫です。私はダイソーでほとんどの材料を集めました。

準備するもの【材料】

道具も基本的には家にあるものだと思います。絵の具は透明水彩より不透明水彩(アクリルガッシュ)があると間違ってはみ出した所の修正が出来るので、オススメです。

準備するもの【道具】
  • ハサミ …紙を切る、毛糸を切る
  • ボンド …毛糸を頭に貼ります
  • トレー …ノリや絵の具を溶くための広いトレー
  • 段ボール …大量の紙の仕分け、土台制作などあると便利
  • クリップ …風船の重しにします。代用なんでも良いです

あると非常に便利なもの

グルーガンは短時間で固まるのでとても便利。これもダイソーで売っています。

電動ドリルもあると便利ですよね。ネジを止める、穴を空ける、DIY楽しむ方は必須アイテムです。

あると便利【道具】

お面の作り方|手順に沿って解説

大まかな手順を説明すると、以下の4ステップです。

STEP
風船にベースとなる新聞紙を貼り付ける
STEP
和紙を貼り付ける
STEP
色を塗る
STEP
髪、眉毛、ツノなど追加の装飾をする

制作時間・・・約6時間(乾燥時間は含まず)

本物の張り子との大きな違い

本物の張り子はSTEP 2の後に、胡粉を表面に塗ってキレイに仕上げますが、胡粉の使用はハードルが高いので省略しました。

STEP 2「和紙を貼り付ける」の後は紙の境目が目立ちますが、STEP 3「色を塗る」で濃く色を塗ってあげると目立たなくなります。

置物や作品という訳でなければ、十分満足いく仕上がりになります。

工程の詳細を15工程に分けて説明をしていきます。

工程1.風船を準備

風船を膨らませます。大きさは顔の大きさより少し大きめ。
作業し易い様に受け台を作る。
風船が動かないように、結び目に重しを付けておくと安定する。

※これから風船に紙を貼り付けていきますので、風船の上側から重くなっていきます。バランス悪くなり倒れます。なので下側に重りを固定しておきます。

工程2.下地になる紙を準備する

新聞紙やざら紙(わらばん紙)を5から10cm程度にちぎる。適当でOK。
一つのお面に新聞紙2から3枚分ほしい。

工程3.のりを準備する

やまとのりを薄めて作る。溶かし易いようにお湯で2倍から3倍に薄める。

工程4.風船に下地となる紙をはる

紙をのりにつけて、風船にひたすら貼る。刷毛を使っても良いが、大きなトレーにのりを大量に作って、
浸す→貼る
を繰り返した方が早い。

紙を風船に貼っていきます。
二重、三重になるくらい、繰り返し貼ります。

風船の下の方までしっかり紙を貼ります。頭を入れる部分は後から切って作ればOK。被った時に顔が隠れるくらいしっかりと下まで紙を貼ること。

工程5.下地の紙を乾かす

1日置いて乾いたところ。

風船を割れば、この通り被れます。
怖い・・・
このまま和紙を貼って顔を描いても良いですが、まん丸の風船の形状でこのまま色を付けてもさみしいです。
次の工程で、さらに立体的に仕上げます。


※実際は風船を割るのはまだ先です。割れてしまったら、お面の内側から風船を膨らませてあげればOK。

工程6.お面に立体感を出す|新聞紙や画用紙で肉付け

立体感を出したい部分に新聞紙を貼付け。
ほっぺたを膨らませて、顎も少し作りました。
固定はガムテープやセロテープでOK。

工程7.和紙を貼る

下地を貼った時の同じ様(工程2 から工程4 )に、和紙を貼っていきます。
立体感を出した部分は紙が浮かない様に重ねて貼ってください。
どうしても紙が浮いてしまう様であれば、やまとのりを薄めないで紙に塗り、無理矢理貼り付けてしまいましょう。
シワがよってしまいますが、気にしない。
多少ガムテームの色が透けていますが、気にしない。

工程8.お面を乾かす

和紙を貼り付けた後に乾かした様子。
ツノを忘れていたので厚紙を丸めて作り、貼り付けました。
※右側の鬼は鼻を付け忘れたので、あとから団子鼻を付けることにしました。別途、丸めた新聞紙に和紙を貼り付けた鼻を作りました。(完成写真を見てください…)

工程9.鬼の顔を下書きする

被った時に目の位置がどこになるか、想定しながら鉛筆などで顔を下書きしてください。
※写真撮り忘れた。

工程10.色を塗る

下書きにそって色を塗ります。
和紙なので滲み易いです。不透明水彩(今回はアクリルガッシュ)で塗ると、滲んだあとも上から塗り潰せるのでオススメです。

工程11.毛糸で髪を作る

アフロっぽい鬼にするため、束ねた毛糸を貼り付けることにしました。
手で10から20回くらい適当に巻いて、結んでいます。

子供の手は小さいので段ボールで巻き付け道具を作りました。

工程12.髪の毛を付ける

ボンドで髪の束を付けていきます。
ボンドはなるべく速乾性の物を使用しないとすぐ取れてしまいます。

途中からグルーガンに切り替えました。すぐに接着されるので、とても便利。
今回使ったのはダイソー製。200円です。グルースティックが100円。合計300円です。
今は便利なものが手に入りやすくて良い時代です。

工程13.眉と鼻を付ける

おりがみで眉毛を作りました。
鼻は丸めた新聞紙の上に和紙を貼り付けて、色を塗りました。
直接描いても良いし、別パーツとして作って追加で付けても良いです。
好きにデザインしましょう。

※目の周りが滲んでしまっていたので、アクリルガッシュ白で追加で塗りました。滲まないように、ほとんど水では薄めないで塗っています。

工程14.目に穴をあける、口に空気穴をあける

被った時に見えるように穴を開けます。
電動ドリルで直径10mmくらいの穴にしました。カッターで切っても良いです。
口には直径3mmくらいの穴を複数あけています。

工程15.完成

完成です。

ほっぺたが愛らしい赤鬼。

鼻筋の通っていて髭がポイント。ダンディな紫鬼。

どちらも良い出来です。

遊び方|被れるお面は役になりきれるので楽しい

楽しみ方、無限大です。

鬼役、ノリノリです。

暴れる小鬼の動画

応用例|ハロウィンの仮装や文化祭、劇の小道具など

ハロウィンの仮装などに、かぼちゃおばけの仮装にも簡単に応用できます。

劇の小道具などに被りものから、小道具制作にも応用出来ます。紙と絵の具で作れますので、自由に作れて、軽い点もポイントです。

まとめ

一つ一つの工程は簡単なので、子供と一緒に作るのにぴったりです。

工作って楽しいです。子供と一緒に工作していると意外なアイディアや工夫が飛び出してきて、成長を感じます。

お子さんとの良い思い出になること、間違いなしです。

ではまた。

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