家事の分担において、料理は奥様の比率が高いのが実状です。毎日献立を考え、食材の在庫を把握し、レシピを調べ、実際に調理、多くの要素を管理しなければ成らない家事ですが、その分楽しみも大きいです。
内閣府男女共同参画局の報告書を参照すると、
共同参画 2020年9月号より
家事・家庭のマネジメントの分担
“項目『食事の献立を考える』妻:68.3%、どちらかというと妻:17.1%、妻と夫が同程度:8.2%、どちらかというと夫:8.2%、夫:1.8%”
https://www.gender.go.jp/public/kyodosankaku/2020/202009/202009_02.html
奥様が多いご家庭が85.4%と多数を占めており、日々献立に悩み、料理を作っている奥様が多い事を表していると思います。
1.家事のおすすめ度合い

①奥様の機嫌アップ
料理が好きな奥様でも、時に人の料理を食べたいものです。空く時間も増えるので、生活に余裕が出来て喜んでくれます。
②benefit・ベネフィット
料理は楽しいです。また、料理をする過程で気づいたことなどの会話の種になるので、奥様や家族との会話も増えます。
③運動量
良い運動になります。特に座り仕事のデスクワーカーには良いのではないでしょうか。
④時間
10分~30分~60分、又はそれ以上。
⑤難易度
思い通り作るのはなかなか難しいですよね。
⑥楽しさ
食材が徐々においしそうに変化していくとき、無心でナベを振るうとき、おいしく出来て綺麗に盛り付けられたとき、皆が食卓でおいしいと喜んでくれたとき。料理の楽しみは大きいです。
2.旦那が【料理】をやるべき理由
奥様が期待し、喜んでくれるのは、普段の食事を旦那が担い、奥様の負担を軽減することだと思います。料理自体、奥様の方がおいしい場合が大半ですが、奥様もたまには人の作ったものを食べる事を喜んでくれます。
また、料理をすると冷蔵庫の中や調理器具の様子などよく見る事になるので、奥様との話題も増えます。
以前に書いた通り、料理前後の食器洗いや食器片付けにつとめていますが、たまには料理もお休み頂くことで料理へのモチベーションを保って頂くことになります。それと共に、旦那の料理の苦労と不出来をかんがみて、奥様への感謝を再認識します。
3.旦那の家事として心掛けること
献立を考えて、1人で作る。出来れば美味しく作る。家族が喜んでくれると信じて作る。奥様より劣っても作る。
俗にいう男の料理、豪華、豪快はやめた方が良いです。家にあるもので普通の料理を作るのが良いと思います。稀につくる豪華な料理は、家事ではありません。旦那のイベントです。
普通の料理を作ります。献立も冷蔵庫をみて考えます。レシピが分らなければ検索します。ググります。
奥様が普段料理をしてくれている通り、1人で黙々とこなす様にします。
鍋、調理器具、皿の場所、スパイスの有無、適量となる量…あれこれと奥様に聞いていたら、奥様は自分がやったほうが早いと苛立つかもしれません。気をつけましょう。
シンプルな料理で良いのです。野菜や肉、食材の本来の味を味わえる料理は美味しいものです。
4.まとめ
私が語るまでもなく料理は奥が深いものです。自分で作る楽しみと苦労を定期的に実感することで、奥様への共感と感謝が再確認出来ます。
我が家では皆、食べる事が大好きです。私と奥様同様に、娘も食べる事が大好きに育ってくれました。奥様のおかげてです。とても感謝しています。
ではまた。
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