【カビの発生の対策】原因となる3要素の3密に要注意

ウイルスと同様、カビも3密により活性化します。

カビ臭い空間は不快なだけでなく、健康に害を及ぼします。アレルギー反応によってくしゃみ、鼻水の健康被害。

集中力も低下して生活にも支障をきたします。心身ともに疲れてしまいます。

カビの発生要因と、日々の生活の注意点を理解して、家が快適な空間にしましょう。

<内容>

  • カビ発生の3要素について
  • カビ発生の危険区域
  • 掃除の注意点
  • 日々の生活で気をつける点

以上を理解して、日々の生活で気を配る事でカビの発生は防ぐ事ができます。

カビ発生のポイントは家庭のライフスタイルに密接な影響がありますので、だんな、奥様、子供たち、家族皆でポイントを理解しておくことが必要です。

目次

どこにカビが発生するのか

カビが生える場所は、ジメジメした空間です。具体的には下記の条件がそろった空間です。

  • 湿気が多い
  • 適度な温度
  • 風通りが悪い
  • 快適な温度
  • 日光が当たらない
  • 食べカス、ホコリ、汚れ、など不衛生

要するに家の中で以下の3つの要素が3密になったら危険!
※1要素だけでも3密になれば危険!
①ホコリ、ゴミ
②有機物(食べカスなど)
③湿気
  ➕
  密閉  

  密集  
  密接  

家の中はカビにとって適温なので、温度要素は避けられませんので、3要素の3密を防ぐのが重要です。

家の中の危険区域

ジメジメした空間事例を挙げてみます。皆様ご経験あるのでは無いでしょうか。

≪空間≫

  • 風呂場
  • 風呂、キッチン、洗面所の排水口
  • 窓のサッシ
  • トイレ
  • 玄関
  • 押し入れの奥

≪家具≫

  • タンスの裏
  • ソファーの下
  • 壁際の大型家具の裏
  • 敷きっぱなしのマットの裏
  • エアコン内部(フィルター掃除をしないまま放置など危険)
  • テレビの裏
  • 壁に掛けられた写真やポスター等の裏

≪もの≫

  • ・パンパンの押し入れ
  • ・パンパンのタンス
  • ・湿気を吸った布団
  • ・家の奥にしまい込まれた本たち
  • ・ごちゃごちゃと整理されていない物たち
  • ・掃除道具の保管

カビ対策

カビ対策:空間編

風呂場やキッチン、トイレなど湿気が溜まりやすい箇所は、日々の家事で気をつけたいですね。

壁ぎわや窓など温度差があるところ大好き。

  1. こまめに換気をする。
  2. キッチンの排水や生ごみは放置しない。
  3. 手洗いや風呂での泡はしっかり洗い流す。
  4. 窓のサッシの結露はふき取る。
  5. カーテンは毎日空ける。結露を閉じ込めるようにカーテンが閉めっぱなしだとカビの温床になります。
  6. トイレ掃除も忘れずに。
  7. 玄関のスミに濡れたままの傘を放置しない。開いて乾かす。
  8. 靴箱に湿った靴を入れない。ちゃんと乾いてから入れる。
  9. 押し入れの奥にも空気が届く様にする。パンパンにモノを入れない。

≪生活チェック≫

・ジメジメした空間を助長するような生活をしていないか、日々の生活を振り返りましょう。

 こまめな換気が一番です。

・換気しても風の通り道にならない場所は扇風機も活用して空気を入れ替える。

・湿気が高い日はエアコンを付ける、湿気が多い日は除湿をする。(エアコン、除湿器)

カビ対策:家具編

大型の家具などの裏などは、ホコリが溜まり放題です。気づいたらホコリとカビがいっぱい、なんて事にならない様に注意。

掃除機も風も来ない場所が大好き

  • 壁際に家具を置く際は、密着させないで空間を空けておく。
  • ソファーの下も定期的に掃除する。足つきで下側が掃除できる方が良い。
  • タンスなどの背の高い家具の上面のホコリを定期的に掃除する。
  • キッチンマットやバスマットなど定期的に交換する。使わないときは干しておく。
  • 壁にかかりっぱなしの物があれば、定期的に掃除する。

≪生活チェック≫

・家具を選ぶ際には掃除する隙間ができるかを考える。(我が家は掃除の観点からソファーは諦めました。)

・壁ぎわに大型家具も置かない様する。

・大掃除などの際にホコリ溜まりがあれば、その周囲の家具の配置は見直し時かも。

カビ対策:もの

ものがごちゃごちゃとあると、ホコリが溜まります。3要素の3密にならないうちに小まめに整理整頓が基本。

どんな所でもカビ発生させる自信あり。

ごちゃごちゃしたところは掃除が行き届かないので大好き。

  • 生ゴミはすぐに封をして捨てる。水場に放置しない。
  • 押し入れやタンスに服がパンパンに詰まっていると、吸湿してカビ発生の恐れがあります。着ない服は整理する。
  • 布団やベッドマットは敷きっぱなしにしない。定期的な上げ下げ、干す、乾燥、洗濯をする。
  • 本棚の裏側や押し入れの奥にしまい込んだ本もカビが発生し易いです。読まない本は処分する。
  • とにかくごちゃごちゃと整理されていないDM、書類、袋、箱など。カビ発生の温床にもなりますが、それ以前に場所を無駄にしている、家の美観を損ねているのはNG。整理整頓しておきましょう。
  • 掃除道具の処置にも気を付けましょう。ブラシなど湿ったまま保管してしまっては、カビの温床になってしまいます。しっかり乾かすことを忘れずに。

≪生活チェック≫

・キッチンがオープンになると匂いも気になります。食後は家族で協力してキッチンをキレイに保ちたい。

・着ていない服はありませんか。年齢を重ねと若いころ来ていた服は、着なくなっていくものです。

 数年来ていない服などは整理していきましょう。

・余分な持ち物を整理する、不要なものを放置しない。

 カビ対策だけでなく、不用品が減った分の空間が広くなるので、家族みんな心に余裕が生まれます。

まとめ

とにかく換気が大事

木造の家は気密性が低く、基本的にどこか空気の通り道がありました。

障子や襖戸などは定期的な交換を前提としていたし、内装に使用した珪素土や壁紙はそれ自体が気候に応じて呼吸して湿度調整をしてくれます。

今は高気密な住宅で快適な一方、意識的に換気をしないと空気が澱む原因になってしまいます。

定期的にガバッと窓を開けて換気する。24時間換気を回す。エアコンや空気清浄機をつける。



湿気を溜めない

生活をする上で、水仕事は避けられないので、特にキレイに保つ様に心がけたいです。

キッチン、洗面所、風呂、洗濯機、水場とうまく付き合っていくために、湿気を帯びたものは放置しないが基本です。

寝具も毎日上げ下げが理想です。

全てを厳格に行うのは難しいですが、意識しておくと湿気を感じた時にやばいやばいと行動できると思います。

だんなの心がけ

家で快適に過ごす上で、家族みんながカビ対策の共通認識を持っておきたいです。

だんなの部屋だけジメジメしててカビ臭い、なんて状況になれば高確率で奥様と子供から陰口を言われると思います。

家の中のカビ発生源として悲しい扱いを受ける可能性が大かと。

押し入れの奥に物が押し込まれていたり、書類の山などあれば、そこから整理整頓をしてみましょう。

3要素の3密に要注意です。

ではまた。

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